鞆の浦の味？ねぶとの唐揚

ねぶとってご存知ですか。

私が22歳のとき、結婚と同時に広島市内から福山市へ引っ越してきたのですが。

その頃、初めてスーパーでねぶとと出会いました。
その当時、広島では見たことなくて。
だから、ポニョの里『鞆の浦』で獲れる名産品だと思い込んでたんです。

確かに鞆の浦や福山ではよく食べられてるみたいですが、瀬戸内海全般でも、
はたまた北海道辺りでも獲れるみたいですね。知らなかった～。

関西から瀬戸内辺りでは『ねぶと』と呼ばれているようですが、
正式名称は『テンジクダイ』と言うらしいです。
地方によっては『いしもち』とも呼ばれるみたいですね。

ねぶとは、５センチ前後の小さな魚。
頭とワタを指でちぎりとって(←表現が気持ち悪い)小麦粉か片栗粉をうっすらとまぶし、
油でカラッと揚げると骨まで美味しく食べられます。



塩やレモンでいただくのも美味しいですが、おすすめは三杯酢！
漬け込まなくても、さっとかけるだけで美味しいです。

中でもそのまんま酢のものっていう合わせ酢がお気に入りで。

尾道造酢 ←こちらで販売されています。

ねぶとの唐揚げ以外にも、普通の野菜の酢の物、鳥の唐揚げ等なんでも美味♪
ちょっと甘めで酸味がきつくないから、お酢が苦手な方でもイケますよ。

ちなみに、後ろに写ってるのは、ウリときゅうりの浅漬けです。
夏野菜が安くて美味しい時期になりましたね。

薄く切ったウリときゅうり、塩昆布とゆかり(紫蘇のふりかけ)をビニール袋に入れて
揉み込んだあと少し冷蔵庫で寝かせるだけ。

やっぱりね、暑い夏には火を使わない料理がいちばんです(笑)